自尊心の高さが必ずしも成功要因ではない
物事を前向きに考え、自身を持つことは大切です。
そのため、現代はできるだけ自尊心を守り、高めようとする人が多いです。
特に、アメリカ等では自尊心の高揚が社会的問題になっています。
アメリカでは自尊心の高さが成功するために不可欠であると信じられています。
反対に自尊心が低いことが、個人的・社会的問題を引きおこす原因であると捉えられています。
これにより、アメリカでは自尊心高揚を目的としたキャンペーンが数多く展開されています。
しかし、そのような一般的な認識と事実は異なります。
たとえば、いじめっ子は自尊心が低いわけではなく、早い年齢で妊娠をする人やアルコールや薬物に溺れる人も自尊心が低いわけではありませんでした。
さらに、自尊心を高めても学業や仕事の成果が上がるわけでもないことも示されています。
もちろん、自尊心が高い人は何事にも果敢に挑戦し、人生を幸福に感じている比率が高いです。
自尊心が高いことがプラスに働くことが多いのは事実でしょう。
ただ、自尊心が低いことが必ずしもマイナスではなく、自尊心が低いことが問題の要因となることも社会が感じている以上に低いことも頭の片隅に入れておく必要があります。