ーー人を傷つける方法は、殴ることだけではない。
寧ろ、殴ってくれた方が事件化しやすく、シンプルなのかもしれない。
言葉で削る者もいれば、空気を支配する者もいる。
そして、中には自分が被害者になることで、相手を加害者に変えようとする人がいるーー。
♦自分が被害者でいる限り、世界はずっと悪者でいてくれる
「被害者面した加害者」
あなたの周りにも、いませんか?
私は「被害者面した加害者」が、大嫌いです。
被害者面した加害者の基本構造を、紐解いていきます。
①加害行為→②指摘される→③自己防衛反応
ー責任を認めない人が、結果として加害者になるー
①加害行為
まず、「被害者面した加害者」本人が何らかの攻撃・失礼な言動・責任転嫁等を行います。
たとえばーー
★失礼な態度
☆怒鳴る
★ルール違反
しかし、本人の中では、自分が加害行為をしたという意識はありません。
ー本当の敵は、指摘をする人ではない。本当の敵は、耳を閉ざした自分自身であるー
②指摘される
相手が指摘した瞬間、加害行為をした本人の中で、問題が生じます。
たとえばーー
☆それは、失礼ですよ
★その言い方は、おかしいです
ここで通常の場合、反省が入りますが「被害者面した加害者」は違います。
ー理解されない人が防衛するのではない。防衛し続けた人が理解されなくなるー
③防衛反応
責任を認める代わりに、自己防衛反応が起こるのです。
たとえばーー
★責任転嫁:そう言うあなたが悪い
☆被害化:そんな言い方しなくてもいいじゃないですか
★逆攻撃:こっちの気持ち考えたことあります?
☆人格化:あなたは冷たい人ですね
「被害者面した加害者」は、問題を、行為ではなく感情の話にすり替えるのです。
ーーそして、中には自分が被害者になることで、相手を加害者に変えようとする人がいる。
それは、怒りではないのかもしれない。
それは、正義でもないのかもしれない。
もっと静かで、もっと見えにくいもの。
それは、責任から逃れる為に生まれる1つの呪いの形であるーー。
♦自分は悪くないと言い続けること。それが完成された呪いなのかもしれない
「被害者面した加害者」の特徴は、5つです。
①謝らない
②話をずらす
③感情を武器にする
④周囲を巻き込む
⑤自分を弱者に置く
これらの特徴がみられる人がいたら、関わらない事をお勧めします。
「被害者面した加害者」とは、責任を取らない為に被害者になる人です。
残念ながら、介護・福祉業界は「被害者面した加害者」が多く生息します。
★介護・福祉
☆医療
★教育
「被害者面した加害者」は、支援をする現場に、多く生息するのです。
その理由は、強く出た方が得する環境だからです。
たとえばーー
☆冷静な人→我慢する
★騒ぐ人→配慮される
すると、彼ら彼女らは、学習します。
騒ぐ事は、得をする事であると。
つまり、問題行動が報酬を得る構造になっているのです。
それは、責任から逃れる為に生まれる1つの呪いの形であるーー。
人は、責められた時、2つの道を選ぶ。
自分と向き合うか。相手を悪者にするか。
後者を選び続けていると、人は、いつの間にか1つの呪いを完成させている。
自分が加害者であるにも関わらず、被害者になることで、人を支配しようとする呪いーー。
では「被害者面した加害者」が1番嫌がる対応は?
ーーそれは、冷静に境界線を引かれる事です。
「被害者面した加害者」の目的は、相手をコントロールする事です。
その方法としてーー
★罪悪感を与える
☆感情を揺らす
★譲らせる
ーー等、あなたを反応させようとしてきます。
だから、彼ら彼女らが1番嫌がるのは、冷静に境界線を引き、反応をしない人なのです。
被害者面した加害者:「そんな言い方しなてくもよくないですか?」
多くの人:「ごめんなさい。」
これが、彼ら彼女らの望む展開です。
彼ら彼女らが1番嫌がるのはーー
「その話と、この件は、別です。」
これで、彼ら彼女らの得意の論点操作が出来なくなります。
私は、日本は「被害者面した加害者」を生みやすい国であると考えています。
何故日本で「被害者面した加害者」が生まれやすいのか?
その理由は、3つあります。
この続きは、また後程。