話し合い第一主義

 日本人は、話し合いが大好きです。 好きというか、自らの保身のために話し合いを利用します。  話し合いで決定したことが、仮に失敗しても、特定の人の責任にはなりにくく、うやむやに終了させることができます。 これは、日本史を振り返っても納得できます。  飛鳥時代の聖徳太子が掲げた「十七条の憲法」から、明治維新を成し遂げた新政府が掲げた「五箇条の御誓文」から現代まで継続して言っていることは 同じです。  「まず、話し合いをしましょう。」ということです。 話し合いをしてリスクを背負わない背景には、勝者と敗者を分けたくない、つまり競争が嫌いな日本人の心理があるように思います。  その点を考慮するのであれば、近代以降日本はよく共産主義にならなかったものだなと感じます。 もちろん、話し合いが全て悪いわけではありません。  さらに、競争が全て悪いわけではありません。 話し合いと競争を上手く、ブレンドしながら働き方・生き方を選択していく必要があるのではないでしょうか。