「高校バスケでやれる事は、やりました。もう俺に、証明すべき事はありません。」
「俺に必要な経験を下さい。もし、何かあるとすれば、それを俺に下さい。」
『THE FIRST SLAM DUNK』沢北が神社でお祈りをしていた時の脳内言葉です。
Netflixで『THE FIRST SLAM DUNK』が配信されています。
さらに、8月には映画館にて、復活上映がされます。
劇場でご覧になった方も、まだご覧になっていない方も、是非観てみて頂きたいです。
名作は、2度観る事で、より深く楽しむ事が出来ます。
上記の沢北の言葉は、原作にはありません。
しかし、沢北らしい言葉に、私は、嬉しく思いました。
ただ、沢北推しの沢北親父や幼少期の沢北の苦悩、さらに魚住の登場がカットされている事は、2度観ても残念な気持ちです。
神社の「参道」と母体の「産道」。
実は、この2つは、共通の意味を持っています。
赤ちゃんは、生まれる瞬間、生死を掛けて、狭くて暗い「産道」を通って、この世の中に出てきます。
私達が、神社にお参りをする時は「参道」を通り、奥の「お宮」へと進んでいきます。
「お宮」は「子宮」を意味します。
「参道=産道」の奥には「神様=子宮」が鎮まっているのです。
これは、私の持論ですが「産道」を通って「子宮」に戻るという事は、神社でするお祈りは、現在のあなたの延長戦上のお祈りではなく、生まれ変わった状態で0から考えるお祈りをするものであると考えています。
「バァカ。俺は、一生神には祈らねェ!!!」
『ONEPIECE』ゾロの言葉です。
ゾロの言葉を知って以来、私も神に祈る事をやめました。
私が祈るのは「見守っていて下さい。」だけです。
私は、勝手にこの祈りが、世界一カッコいいと思っていましたが、冒頭の沢北の言葉を知ってからは「俺に必要な経験を下さい。」の方がかっこいいかもしれないと少々揺らいでいます。
「山王」と「参道」も、何か似ていますしね。
「3,000回愛している。」
『アベンジャーズ/エンドゲーム』トニー・スタークが娘から贈られた言葉、そして、最期に娘に贈った言葉です。
子どもは、天国から、親を助けに来てくれた天使かもしれません。
『約束のネバーランド』レイのように、胎児の頃からの記憶を持つ子どもが、稀にいます。
胎児の頃、生まれる前からの記憶を持つ子どもは、皆、同じような事を言います。
「ママを助ける為に、生まれてきた。」
子どもは、ママを助ける為に、生まれてきたと考えれば、子どもの事を、より大切にしたいと思いませんか?
また、子どもを、未来から来た存在であるという考え方も、私は好きです。
自分が見る事も知る事も出来ない未来の社会で生きる未来人が、過去を学びにやってきた存在。
それが、子どもです。
それなら、未来に帰った時に、たくさんの幸せなみやげ話が出来るようにしてあげたいものです。
子どもは、大人よりも、進化していて、この地球という星の未来を見せてくれる存在です。
子どもは、様々な事をしでかして、親であるあなたの愛と器を広げようとしてくれる、未来からの客人なのです。
子育てではなく、親育ての方が、正しい意味なのかもしれません。