君には何が見える?敵は何だと思う?5

 

 

 「君には何が見える?敵は何だと思う?」

 

 「‥はい?」

これは一体? スッ 君には何が見える? 敵は何だと思う? …はい ...

 

 

 「すまない‥変なことを聞いたな。」

 

  『進撃の巨人』エルヴィンの質問です。

 

 

 

 

  ♦大切なことは、質問をやめないことだ。好奇心こそ、我々の存在を示すものなのだ

 

 

 「何で?」「どうして?」

 

 3歳頃の子どもは、大人に対し、質問を繰り返します。

 

 

 仕事に、保育園の送迎に、家事に、人間関係に、忙しい親は、子どもの延々に続くかのような質問に、イライラします。

 

 しかし、子どもの質問とは、子どもの知的好奇心そのものです。

 

 この時期の子どもは、脳神経が急速に発達する時期であり、質問は、知的好奇心の現れであり、成長の証なのです。

 

 

 子育てを投資と考えた場合、幼い子どもの質問に、親が時間を作り一緒に向き合う事は、儲けを多く得る事が出来る可能性の高い投資商品となります。

 

 

 

 

 

  ★今日は、何をしようか?

 

  ☆今日は、どこに行こうか?

 

  ★この仕事をずっと続けていいのだろうか?

 

 

 私達は、自分の内なる声を用いて、思考を巡らせます。

 

 或いは、イメージや映像を思い浮かべる事もあれば、身体的な感覚や直感を頼りに、思考を巡らせる事もあります。

 

 

 これらは「言語思考」「視覚思考」「体感思考」と呼ばれ、どのスタイルを多く使うのかには、個人差があります。

 

 私達は、これらの思考を状況に応じて、組み合わせ、柔軟に使い分けています。

 

 

 その中で、全ての思考に共通して言える事は「何かに意識を向けている」という事実です。

 

 

 

 

 頭の中を車の運転席に例えるのなら、意識とはフロントガラスに広がる景色です。

 

 ハンドルを操作する事で、景色は、変化します。

 

 これと同様に、私達は、意識を向けた方向へ、思考という車を進めています。

 

 

 では、その思考の目的地は、どこでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 「牛島さん!」

 

牛島さんはレシーブの時何を考えますか?|黛 純太|保護猫支援 ...

 

 「牛島さんは、レシーブの時、何を考えてますか?」

 

 

  『ハイキュー』日向の質問です。

 

 

 

 

 

 

  ♦私の存在そのものが、質問なのだ

 

 

  ー思考の目的地は、どこか?ー

 

  ー疑問に対する答えであるー

 

 

 

 意識的であれ、無意識的であれ、私達のあらゆる思考は、何らかの疑問から始まっています。

 

 他人から投げかけられた問いなのか、自らの内面から生じた問いなのかは、関係ありません。

 

 一旦、疑問が生じると、脳は、その答えを導き出すまで活動を続ける性質を持っています。

 

 

 車の運転に例えるなら、次の疑問が出されるまで、私達は、同じ意識の景色を見続けているのです。

 

 

 

 たとえ、疑問への回答がすぐに出せず、その疑問を考える事自体をやめたとしても、脳は、バックグラウンドで、思考を続けています。

 

 そして、自分自身も忘れていた頃に、ふいに答えを見つける事もあります。

 

 人は、この現象を「ひらめき」と呼んでいます。

 

 

 

 

 

 「俺の質問に答えろ。」

 

 

 「仲間が死んで、どう思った?」

 

 「別に~?」「死んだ!と思った!」

 

 

 「敵に復讐したいか?」

 

 「復讐とか暗くて嫌だね。」「ワシも!」

 

 

 「お前達は、人と悪魔、どっちの味方だ?」

 

 「俺を面倒みてくれるほう。」「勝ってるほう。」

 

チェンソーマン」岸辺とクァンシの関係性は?強さなども解説します! | ひなたのーと

 

 

 「お前達、100点だ。お前達みたいのは、滅多にいない。素晴らしい。大好きだ。」

 

 

 

  『チェンソーマン』岸部の質問とデンジ・パワーの返答、そして、岸辺の言葉です。

 

 

 

 

 

  ♦どんな子どもでも、千人の賢者が答えられないような質問をする

 

 

 思考とは、質問と回答の繰り返しです。

 

 それ故、私達は「頻繁に質問している事」の専門家になっていきます。

 

 

 

  ☆どうしたら、もっとお客様の気持ちに寄り添えるか?

 

 このような質問を繰り返している人は、ホスピタリティの専門家になっていきます。

 

 

  ★どうしたら、もっと手間を省けるか?

 

 このような質問を繰り返している人は、効率化の専門家になっていきます。

 

 

 

 専門家・第一人者・有識者等とは、その分野に関連する良質な質問を意識的に、繰り返している人の事です。

 

 

 

 

 この公式は、勉強に応用する事が出来ます。

 

 勉強は、必ずしも、椅子に座り、問題を解く事のみを指しません。

 

 

 歩いている時、電車を待っている時、車の運転中信号で停まった時等、脳内で、勉強に対する質問をするのです。

 

 すぐに質問が浮かんできたら、勉強の効果が出ている証拠です。

 

 さらに、質問の答えもすぐに浮かんできたら、その試験の合格を掴む可能性が、極めて高いです。

 

 

 この方法は、仕事をしていて、学生のように勉強に時間を作る事が出来ない大人に、お勧めの勉強方法です。

 

 

 

 

  ーあなたは、1日に何回自分自身に質問をしていると思いますか?ー

 

 

 ケンブリッジ大学の研究によれば、私達は、1日に最大35,000回もの決断をしているそうです。

 

 つまり、私達は、1日に30,000回も自分に質問をし、30,000回もの回答を出しているのです。

 

 

 勿論、これらの殆どは、無意識に行われています。

 

 それ故、望ましくないような事態に直面した時「今、自分は、どんな疑問を投げかけているのだろう?」と見つめ直す事が、視点を変えるきっかけとなります。

 

 

 

 

 この続きは、また後程。