「想像するんだ。ピッチ全体を‥鳥のような視点で見ている自分を‥そうすれば、11人いるサッカーでも、味方だけでなく、敵の動きも支配できるようになる。」
「‥いや、想像しろって言われても‥」
「俺ならゲームかな。マリオはマグカップのシルエットの絵を見たら、頭では自然と立体的なマグカップを想像するだろ?それは経験によって、脳が自動的にそう見せてるからなんだ。それと一緒さ。鳥の視点のサッカーゲームをプレイしながら、ピッチでの自分をイメージし続けることで、リアルのサッカーをしていても、サッカーゲームの視点で、イメージできるようになる。」
9月よりマガジンで連載が開始された『iコンタクト』サマバケの言葉です。
かつてジャンプで連載されていた『黒子のバスケ』では、この視点をイーグルアイと表現していました。
私は、高校生の頃、3階や4階の教室から、体育等で行われているサッカーを観ているのが好きでした。
上空から鳥の視点で、ピッチを俯瞰すると、地上で自分がプレイしている時には、見えない景色が見えるからです。
授業中に「そっちじゃない。」等とつい言葉にしてしまい、教師に怒られたのも楽しい思い出です。
サッカーには、様々なポジションがあります。
それぞれのポジションの役割は、時代とともに変化し、立ち位置等も変化していきます。
私には、これが会社や組織のようにも見え、サッカーを通じて、会社や組織、さらには心理学等も学べる事が出来ると感じています。
サッカーのポジション毎に、脳の発想力を測定すると、最も発想力が高かったのは、ミッドフィルダーでした。
ミッドフィルダーの仕事を一言で表現するのであれば、試合を設計するでしょうか。
自身の立ち位置、パスのスピード・質、ドリブルをするタイミング、シュートをあえて打つ事で敵の陣形を下げる等、90分の中で、味方や敵に様々な材料を提供し、作品を作り上げるのがミッドフィルダーの仕事です。
「コイツ右の方の足を前に出してる‥ってことは俺を左に行かせたいのか。後ろの奴は右の奴が気になって、逆サイドのコートを全く見てない‥コート上のあらゆる情報が視える。」
「信じられねぇ。9年前と今とで、コートの見方が全く違う‥この9年間数多くの試合やデータを見て、知識を積み重ねた結果なのかも‥おもしれえ‥」
先週よりマガジンにて連載開始された最先端バスケ漫画『SECOND BREAK』小嶺の試合中の脳内言葉です。
ゲームとサッカーを結び付けた『iコンタクト』データとバスケを結ぶ付けた『SECOND BREAK』マガジン十八番のスポーツ漫画も、時代とともに進化しています。
2020年上半期『ハイキュー』『鬼滅の刃』『約束のネバーランド』『チェンソーマン』『アクタージュ』『ONEPIECE』『僕のヒーローアカデミア』『呪術廻戦』『ブラッククローバー』等を擁したジャンプは、ジャンプ史上最高の黄金世代であったと私は考えています。
しかし、2020年『ハイキュー』『鬼滅の刃』『約束のネバーランド』『チェンソーマン』『アクタージュ』と次々と連載が終了し、ジャンプは現在停滞期びあると感じています。もちろん、それでも面白い事に変わりはないのですが。
2020年ラブコメの覇者『五等分の花嫁』が終了しても、マガジンの淡々とした強さは変わりません。
『彼女お借りします』『甘神さんちの縁結び』『女神のカフェテラス』等マガジンの十八番ラブコメはもちろん、『ブルーロック』『はじめの一歩』等もう1つのマガジン十八番スポーツ漫画、さらには『東京リベンジャーズ』『炎炎ノ消防隊』『化物語』『不滅のあなたへ』等のダークファンタジー、そして上記に挙げた新作品等。
『ONEPIECE』のような代表作品はありませんが「淡々と強い」マガジンには、きちんと仕事をしてくれる安心感があります。
2020年下半期からは、マガジン推しになっています。