NO LIMITぶっ飛べ。ここは超元気特区

 

 …ここでは、全てを忘れていい。ここでは、自分の殻を破っていい。想像を超えたエンターテイメントが、きっとあなたを感動させ、興奮させ、超元気にしてくれるから。思いっきりはしゃごう。ありえないくらい笑おう。ドデカい声で叫ぼう。人生には、ぶっ飛んだ1日が必要だ…

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンからのメッセージです。

 

 あなたが、一番乗ったアトラクションは、何でしょうか?

 私は、ユニバーサルの『アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド』です。

 おそらく20回以上、乗っていると思います。

 

 

 土曜・日曜とユニバーサルスタジオに行ってきました。

 土曜日は、13時30分頃にユニバーサルに到着したのですが、その時点で当日券の販売は終了しており、入場制限が掛かる程の人気でした。

 2001年ユニバーサルがオープンした年に両親に連れて行って貰い、その時は私の期待値が高かった事もあり「あれ、こんなものなのかな?」と感じた記憶があります。

 

 その後は、幾度か大阪を訪れる度に、交通費とホテル代両方合わせた値段が安いという理由からユニバーサル・シティのホテルに宿泊はするものの、ユニバーサルには行かない程、私の関心はユニバーサルから離れていました。

 しかし、2011年10年振りに行ったユニバーサルは、私の想像を超える進化をしていました。

 当時、7年連続で最優秀屋内ライドに輝いていた『スパイダーマン・ザ・ライド』は「これがアトラクションなのか?」と驚く程のクオリティで、物語性のある内容・空気の振動をも体験出来るライドの動き、そして、アトラクションにも関わらず「かっこいい」と感じてしまうスパイダーマン。

 1度乗った直後、すぐにもう1度乗りに行ってしまった程です。

 

 

 この体験から、私は、ユニバーサルの虜になっています。

 数えていないので正確ではありませんが、15~20回程ユニバーサルに足を運んでいます。

 未来を感じるユニバーサル。

 その秘訣は、新陳代謝にあります。

 

 開園当初にあった『ET』『アニマルショー』『バックドラフト』等のクオリティに劣る、若しくは未来を感じないアトラクションを廃止し『ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリーポッター』『ミニオン・パーク』『スーパー・ニンテンドーワールド』等、未来を感じるエリア・アトラクションを次々と展開させていく新陳代謝こそ、ユニバーサルの魅力です。

 

 その新陳代謝の一貫として『スパーダ―マン・ザ・ライド』も2024年1月をもって廃止されます。

 名残惜しい気持ちはありますが、世界一に7年間君臨したアトラクションさえも、未来の為に新陳代謝していくユニバーサルの判断を私は支持します。

 あまり時間は残されていませんが、体験した事のない方は、是非、廃止される前にユニバーサルに行き『スパイダーマン・ザ・ライド』を体験してみる事をお勧めします。

 

 

 『ジョーズ』の船に乗ったのが私と彼女だけにも関わらずいつもと変わらぬテンションで演出をするクルーがジョーズよりも気掛かりであった体験『ミニオン・ハチャメチャ・ライド』に乗っている間休日にも関わらずずっと仕事の電話が鳴っておりミニオンを楽しむ事が出来なかった体験『ウェザーディング・ワールド・オブ・ハリーポッター』で家族写真を撮ろうとしたら「撮りましょか?」と声を掛けてくれた人がダンブルドアだった体験『ハローキティ・ファッション・アベニュー』でキティちゃんと私達家族だけの時間を持つ事が出来た体験。

 全てがぶっ飛んだ笑える体験です。

 

 仕事も、人生も、辛い事の方が多いものです。

 そんな時は、ユニバーサルに行きましょう。

 否、ユニバーサルでなくても良いので、あなたが、元気になれる場所を持ちましょう。

 

 ぶっ飛んだ1日があれば、大抵の事は、乗り越える事が出来ます。

 元気になれる場所に行ったから、仕事を頑張る。

 仕事で辛かったから、元気になれる場所に行く。

 

 仕事は人生の多くを占めますが、仕事を人生の中心に置く必要はありません。

 元気になれる場所に行く為に、仕事を頑張る。

 このような人生も、素晴らしい人生であると感じます。