NoDeal

 トランプがよく使う言葉に、「NoDeal」があります。取引をしないという意味です。

 『7つの習慣』の4つ目の習慣は、「WinWinを考える。」です。「自分も勝ち、相手も勝つ。」という意味です。つまり、契約や交渉で、問題を解決する際、双方にプラスとなる関係性を目指すということです。

 そして、その関係が築けないのであれば、「NoDeal」取引をすべきではないと述べています。互いの価値観や目的が異なるのであれば、契約や取引の関係から降りることも大切です。互いの価値観や目的が異なるにも関わらず、馴れ合いだけで、関係性を維持していても、信頼関係は日を追うごとに、薄れていきます。

 それであれば、一旦契約や取引から降りることで、信頼関係を維持した方が賢明です。そうすることで、次の機会に「WinWin」の関係を築けるかもしれません。