あなたは自分が思っている以上に勇敢で、見た目よりも強く、考えている以上に賢いーインターナショナル編20ー

 

 

 

 「インターナショナル保育園=英語が話せるようになる」という理解は、表面的な理解です。

 

 インターナショナル保育園の本質的な価値は、非認知能力が育ちやすい環境にあります。

 

 

  ※非認知能力:自己肯定感・自己制御・実行機能・やり抜く力・レジリエンス等、テストでは図る事の出来ない能力

 

 

 

 

 非認知能力は「生きる力の基盤」となる力です。

 

 特に、0~6歳の段階は、非認知能力の土台が形成される臨界期にあります。

 

 

  ※臨界期:ある刺激が与えられた時に、その効果が最もよく現れる限られた時期

 

 

 つまり、非認知能力の臨界期にある0~6歳の時、どのような環境にいるのかが、その後の人生を決めると言っても過言ではありません。

 

 

 

 

 

  ♦ここにいていい、から始まる人生

 

 

 多様性が当たり前の環境で育った子どもは「認められるために頑張る」のではなく「ここにいていい」から、人生を始める。

 

 そこで育つ自己肯定感は、褒められた時だけ育つものでも、否定された時に壊れるものでもない。

 

 

 違いを恐れる事も、比べる事も、自分を守るために誰かを下げる必要もない。

 

 これが多様性が当たり前の環境の中で育つ「質の違う自己肯定感」。

 

 

 これから綴るのは、そんな物語。

 

 

 

 

 

  「やっぱ高いのは、打ち辛いよねー。」

 

  「風手強いです。」

 

  「及川さんでも、風は止めらんねえもんなあ。」

 

上” を目指す以上 苦しい事の方が多い。 苦しくなくちゃ頑張った事にならない って思い込んでるみたいなとこもある でも そんな事はお構い無しに 時々 “ 楽しい” は来てしまう。 楽しい が俺を引っ張ってしまう。 バレーボールは 楽しい と 忘れては 思い出す。 引用 ...

 

 

  …高いトスは、風の影響を受けるから打ち辛い‥レシーブが悪かったり、スパイカーの攻撃態勢ができていないと、そのしわ寄せでトスを高くするしかなくなる…

 

  …それが嫌なら、もっと早く攻撃態勢をつくる。難しいけど理想は、倒れないこと…

 

 

  『ハイキュー』及川徹と日向の物語です。

 

 

 

 

 

  ♦子どもを育てるとは、愛情を注ぐことではない。揺れずに隣にいられる自分を育てることである

 

 

 

 今日綴る物語は「感情共鳴」と「親子の心理的距離」。

 

 この2つは、子育てにおいて、自己肯定感の質が、最も露呈する領域です。

 

 

 これが怖い所。

 

 この露呈は、表面的な言葉や態度というよりも、神経反応レベル・境界線レベルで、差が出る部分です。

 

 

 

 

 

  ー無条件の自己肯定感は子どもを信じる余白となり、条件付きの自己肯定感は子どもを縛る不安になるー

 

 

 まず、定義から。

 

 感情共鳴とは、相手の感情を感じ取りつつ、飲み込めれない力の事です。

 

 感情共鳴も、0~6歳に臨界期を迎える非認知能力の1つです。

 

 

 感情共鳴には、2種類あります。

 

 

   ①健全共鳴:感じる+保つ

 

   ②融合共鳴:感じる+飲み込まれる

 

 

 この2つの差が、親子関係の質を決定します。

 

 

 

 

  ー未消化の不安で共鳴すると、共感は支配に変わるー

 

 

  ♧条件型自己肯定感の親の感情共鳴

 

 

   ★子どもの感情に巻き込まれる

 

   ☆境界が薄い

 

   ★親の過去体験が刺激される

 

 

 条件型自己肯定感の親の感情共鳴の特徴です。

 

 

 

  子どもが泣く→「どうしよう。私のせい?」→不安・焦り・苛立ち→怒る/止める

 

 

 条件型自己肯定感の親の、子どもが泣いた時の内部プロセスです。

 

 

 

   ★偏桃体が過剰反応

 

   ☆前頭前野機能低下

 

   ★交感神経が、過剰反応

 

 

  →だから、共感ではなく、自己防衛になる

 

 

 条件型自己肯定感の親の、子どもが泣いた時の脳・神経系の状態です。

 

 

 

   ★感情を出すと、親が不安定になる

 

   ☆親を困らせる感覚

 

   ★安心して感情表出が出来ない

 

 

  →だから、子どもは、感情抑制/感情爆発の二者択一となる

 

 

 条件型自己肯定感の親の元で育つ、子ども側の体験です。

 

 

 

 

 

 

  …一歩目をもっと速く!すぐ立て!すぐ立て!…

 

  …俺がすぐ攻撃態勢をつくれたら、セッターは上げ易くて、俺(スパイカー)は打ち易くて…

 

 

アルゼンチンのバレーチームが『ハイキュー!!』及川徹を大歓迎!「まるで本物の選手のような扱い」と日本のファンも大喜び

 

 

  …相変わらず、イヤな存在感だな、チビちゃん…

 

 

  「スキアリッ」

 

 

  …ツー‥!!…

 

  「ふはははははは!」

 

 

  …攻撃の選択肢も増える!!!…

 

 

  『ハイキュー』及川徹と日向の物語です。

 

 

 

 

 

 

  ー一緒に泣くことは共鳴ではない。泣く子どもの隣に立ち続けることが共鳴であるー

 

 

  ♧無条件型自己肯定感の親の感情共鳴

 

 

   ☆子どもの感情を受信できる

 

   ★親の自己境界が保たれている

 

   ☆親の情緒が安定している

 

 

 無条件型自己肯定感の親の感情共鳴の特徴です。

 

 

 

  子どもが泣く→「悲しいんだな」と理解→親の情緒は揺れない→支える行動が選べる

 

 

 無条件型自己肯定感の親の、子どもが泣いた時の内部プロセスです。

 

 

 

   ☆偏桃体の暴走が起きにくい

 

   ★前頭前野が働く

 

   ☆交感神経が、過剰反応しない

 

 

  →だから、共感しながら思考が出来る。

 

 

 無条件型自己肯定感の親の、子どもが泣いた時の脳・神経系の状態です。

 

 

 

   ☆感情を受け止めてもらえる

 

   ★感情を表現しても、親は崩れない

 

   ☆安心して、感情表現が出来る

 

 

  →だから、子どもの情緒調整力が育つ

 

 

 

 感じ取る共感は子どもを育て、巻き込まれる共感は子どもを縛ります。

 

 

 共鳴はするが、融合はしない。

 

 そこに、子どもの自立が育つ余白が生まれるのです。

 

 

 

 

 

  ♦守り過ぎた距離は依存を育て、信じて待つ距離は自立を育てる

 

 

 子どもを愛している。

 

 大切に思っている。

 

 心配もしている。

 

 

  それなのにーー。

 

 

 気付くと口出しが増え、気付くと距離が近くなり過ぎ、気付くと子どもが自分の感情を話さなくなる。

 

 

 

 親子関係において問題になるのは「愛情の量」ではありません。

 

 親子関係において問題になるのは「心理的距離の質」です。

 

 

 近いことが良い事ではなく、遠いことが悪いことでもない。

 

 本当に問われているのは、近づき方と、離れ方の質です。

 

 

 

 この続きは、また後程。