あなたは自分が思っている以上に勇敢で、見た目よりも強く、考えている以上に賢いーインターナショナル編21ー

 

 

 

  ♦ここにいていい、から始まる人生

 

 

   ⑥自己肯定感の質が違う

 

 

 多様性が当たり前の環境で育った子どもは「認められるために頑張る」のではなく「ここにいていい」から、人生を始める。

 

 そこで育つ自己肯定感は、褒められた時だけ育つものでも、否定された時に壊れるものでもない。

 

 

 違いを恐れる事も、比べる事も、自分を守るために誰かを下げる必要もない。

 

 これが多様性が当たり前の環境の中で育つ「質の違う自己肯定感」。

 

 

 これから綴るのは、そんな物語。

 

 

 

 

 

 

 

  …一歩目をもっと速く!すぐ立て!すぐ立て!…

 

  …俺がすぐ攻撃態勢をつくれたら、セッターは上げ易くて、俺(スパイカー)は打ち易くて…

 

 

 

アルゼンチンのバレーチームが『ハイキュー!!』及川徹を大歓迎!「まるで本物の選手のような扱い」と日本のファンも大喜び

 

 

 

  …相変わらず、イヤな存在感だな、チビちゃん…

 

 

  「スキアリッ」

 

  …ツー‥!!…

 

  「ふはははははは!」

 

 

  …攻撃の選択肢も増える!!!…

 

 

  『ハイキュー』及川徹と日向の物語です。

 

 

 

 

 

 

  ♦守り過ぎた距離は依存を育て、信じて待つ距離は自立を育てる

 

 

 

  子どもを愛している。

 

  大切に思っている。

 

  心配もしている。

 

 

    それなのにーー。

 

 

  気付くと口出しが増え、気付くと距離が近くなり過ぎ、気付くと子どもが自分の感情を話さなくなる

 

 

 

 親子関係において問題になるのは「愛情の量」ではありません。

 

 親子関係において問題になるのは「心理的距離の質」です。

 

 

 

 近いことが良い事ではなく、遠いことが悪いことでもない。

 

 本当に問われているのは、近づき方と、離れ方の質です。

 

 

 

 

 

  ♦愛情の形を真似るのではない。愛の中で感じた安心できる距離を、そのまま子どもに手渡していく

 

 

  ー分かり合えた時より、分かり合えなかったのに関係が続いた記憶が、自己肯定感を支えるー

 

 

 

 まず、前提として、自己肯定感の質が違うとは、自己肯定感の量ではなく、自己肯定感の質(構造)が違うという意味です。

 

 自己肯定感は、3層構造で成り立っています。

 

 

 

   ①表層:自信

 

   ②中層:感情安定性

 

   ③深層:存在承認感

 

 

 

 同質性環境の中で育った子どもは、①表層→状況依存、②中層→揺れやすい、③深層→条件付きとなります。

 

 多様性環境の中で育った子どもは、①表層→高い、②中層→揺れにくい、③深層→無条件となります。

 

 

 

 最も大切なのは、③深層。

 

 ③深層が、心理的距離を決める層です。

 

 親子の距離を決めるのも、③深層です。

 

 

 

 

 

  ♧同質性環境で育ち、自己肯定感が条件付きで育った親

 

 

   ★価値は、評価で決まる

 

   ☆承認欲求・喪失不安が強い

 

 

  →結果、子どもを、手放せない

 

 

 

 

  ♧多様性環境で育ち、自己肯定感が無条件で育った親

 

 

   ☆私は、私でいていい

 

   ★承認欲求・分離不安が弱い

 

 

  →結果、子どもが離れても不安にならない

 

 

 

 

 

 

 

  「及川さん、背中にも目があるみたいです!」

 

  「‥何でそれを知ってる‥?」

 

  「えっっ」‥冗談‥冗談だよな‥

 

 

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  「見るのも当然大事だけど、相手にどう見られてるかも計算に入れなきゃね。」

 

  「‥‥!」

 

 

  『ハイキュー』及川徹と日向の物語です。

 

 

 

 

 

 

  ♦子どもが離れていくのは、関係が壊れたからじゃない。安心して遠くまで行けるようになったからだ

 

 

  ー愛とは、つなぎ止める力じゃない。離れても戻ってこられると信じる力だー

 

 

 

 自己肯定感の質の違いは、愛着スタイルにも大きく関係します。

 

 

 まず前提。

 

 ここを勘違いされている人が多いですが、愛着は、優しかったか・厳しかったかではなく「親との関係の中で、神経系がどう安全化されたか」で決まります。

 

 

    ☆安全

 

    ★不安

 

    ☆危険

 

 

 

 子どもは、親との関係を通じて、上記を脳と身体で記憶していきます。

 

 これを「手続き記憶」と呼びます。

 

 

 

    ☆言語化できない

 

    ★意識できない

 

    ☆一生作動する

 

 

 

 「手続き記憶」の魅力的であると同時に、とても怖い特徴です。

 

 

 

 

  スタイル    形成環境       距離感

 

  ①安定型     一貫した応答     近づけられる・離れられる

 

  ②不安型     応答が不安定     しがみつく

 

  ③回避型     応答が拒絶的     距離を取る

 

  ④無秩序型    恐怖と愛着が混在   接近と回避が混在 

 

 

 ボウルヴィーの愛着スタイルです。

 

 

 

 

 

  ー人は愛された方法ではなく、許されてきた距離の中で、我が子を愛するー

 

 

 

 ここが深層。

 

 子どもは、親の行動ではなく、緊張度・呼吸・声のトーン・目線・触れ方等を、神経的にコピーします。

 

 

 

 たとえば、感情表出が否定された環境で育った子どもが親になると、子どもが泣いて相談してきた時に「それ位で泣くな」「自分で考えろ」「強くなれ」等の言葉を選択します。

 

 これは、怒りというよりも、感情処理回路が未発達な事で生じる回避型の再生産なのです。

 

 

 

 愛着は、教育からは生まれません。

 

 愛着は、親と子どもの神経状態の共鳴から生まれるのです。

 

 

 

 

 

 では、どのような環境が、愛着形成にポジティブな影響を与えるのでしょうか?

 

 

 愛着形成にポジティブな影響を与える環境こそが、多様性耐性が自然に身につく環境なのです。

 

 

 

 

 この続きは、また後程。