♦ここにいていい、から始まる人生
⑥自己肯定感の質が違う→⑦家庭・子育てでの決定的な差が生まれる
多様性が当たり前の環境で育った子どもは「認められるために頑張る」のではなく「ここにいていい」から、人生を始める。
そこで育つ自己肯定感は、褒められた時だけ育つものでも、否定された時に壊れるものでもない。
違いを恐れる事も、比べる事も、自分を守るために誰かを下げる必要もない。
これが多様性が当たり前の環境の中で育つ「質の違う自己肯定感」。
これから綴るのは、そんな物語。
「じゃあ元気でね。チビ‥ショーヨー。」
「‥!!ハイッッあざっっしたっっ。」
『ハイキュー』及川徹と日向の物語です。
♦教育の差は、10歳では見えない。30歳になった時に見えるようになる
非認知能力の臨界期にある0~6歳の間に「多様性耐性が自然に身につく環境」で育ち「質の違う自己肯定感」を獲得した子どもが、その経験・能力、否、前提認知を本当に発揮するのは、実は20~30年後です。
本当にその力を発揮する場所は、学校や会社ではなく、家庭なのです。
ーー世界には、2つの教育がある。
1つは、正解を探す教育。
もう1つは、世界を探す教育。
同じ3歳でも、同じ小さな机に座っていても、子どもが見ている世界は、まるで違う。
インターナショナル保育園という環境で育つ子どもは、英語を覚えているわけではない。
彼ら彼女らは、もっと深いものを、覚えているーー。
ー教育とは、知識ではなく、世界の前提を子どもに渡すことであるー
♧単一環境・条件型自己肯定感で育った場合
子育てはーー
★正解を探す
☆周囲と比較する
★常識に合わせる
ーーという方向になりやすいです。
→親は「正しい親」になろうとします。
♧多様性環境・無条件型自己肯定感で育った場合
子育てはーー
☆正解より対話
★子どもの意見を聴く
☆個性を尊重
ーーという方向になりやすいです。
→親は「子どもと関係を作ろう」とします。
ーーインターナショナル保育園という環境で育つ子どもは、英語を覚えているわけではない。
彼ら彼女らは、もっと深いものを、覚えている。
人は、1人1人違うということ。
意見を持っていいということ。
そして、自分という存在は、最初から世界の中に居場所があるということ。
その感覚は、すぐに成果として現れるものではない。
しかし、20年後、30年後。静かに、確実に差を生んでいくーー。
ー子どもは、親が教えた言葉ではなく、親が見せた世界で育つ。だから、子育てとは、子どもに世界を見せることであるー
決定的な差が出る場面が、子どもが、問題を起こした場面です。
♧単一環境・条件型自己肯定感で育った場合
★「何故、そんな事をしたの?」
☆「周りに迷惑でしょ」
♧多様性環境・無条件型自己肯定感で育った場合
☆「どう感じた?」
★「どうすれば良かったと思う?」
ここで生まれる違いは「言動を叱るか」若しくは「思考を育てるか」です。
日本のような単一環境・条件型自己肯定感の中で育つと、行動規範や集団適合が優先され「思考を育てる」より「言動を叱る」が中心になってしまいます。
その結果、自己肯定感は「正しく出来たか」に、依存する事になります。
ー子どもは、親の言葉よりも、親の世界観を受け継ぐ。だから、教育とは親自身の世界を広げていくことであるー
「言動を叱るか」若しくは「思考を育てるか」の違い。
その毎日の積み重ねが、子どもの未来を決める事になると表現しても、過言ではありません。
♧単一環境・条件型自己肯定感で育った場合
★失敗を避ける
☆正解を探す
★周囲に合わせる
♧多様性環境・無条件型自己肯定感で育った場合
☆失敗から学ぶ
★挑戦する
☆自分の意見を持つ
幼少期に経験した親子関係は、無意識に「安全で適切な関わり方」として、脳と心に刻まれます。
これが、自己肯定感や価値観の形成に深く関わる為、同じ構造が、次の世代にも影響するのです。
親子関係の構造の違いが、子どもの将来を決め、親子関係の構造の違いは、世代を超えて次の世代に受け継がれていくのです。
ーーその感覚は、すぐに成果として現れるものではない。
しかし、20年後、30年後。静かに、確実に差を生んでいく。
それは、学歴ではない。
英語を話せるようになることでもない。
家庭の作り方。
子どもへの向き合い方。
そして、人生の選び方。
幼い頃に身につけた「世界の前提」は、大人になった後も、その人の人生の設計図として残り続ける。
教育とは、正解を教えることではない。
教育とは、世界の見え方を作ることである。
ー幼い頃に渡された世界観は、長い年月を掛けて、人生の土台となる。そして、30代・40代で、その強さが静かに現れるー
インターナショナル保育園に通った子どもが、最も真価を発揮するのは、その子が30代~40代になった時。
30代~40代になり、家庭の作り方・子どもとの向き合い方に、違いが現れます。
♧単一環境・条件型自己肯定感で育った場合
★親が、答えを持つ
☆子どもは、親の答えに従う
♧多様性環境・無条件型自己肯定感で育った場合
☆親も、子どもも対話をする
★家庭が、小さな社会になる
家庭が「管理の場」若しくは「対話の場」かという静かな、しかし、大きな差が生まれるのです。
ー正解が1つの世界では評価に従う人が育ち、違いが前提の世界では自分で考える人が育つー
インターナショナル保育園の本当の価値は、英語ではなく「違いを前提にした世界観」の獲得にあります。
「多様な存在を前提に、自分と世界を理解する内面の地図」を幼少期に獲得出来る事。
これが、インターナショナル保育園の本当の価値です。
その世界観で育った子どもは、大人になった時、子育てをコントロールではなく、関係性として捉えるようになります。
これが、家庭・子育てでの決定的な差です。