データから見る北区

 東京23区で見る北区のデータからは、好ましい結果を見ることはできません。 2005年~2014年の人口増加率は、23区最低の23位です。  高齢化率は、23区最高の1位、55~64歳の高齢化予備層の割合も2位です。 高齢者が活躍しているかというとそうではなく、高齢者就業率の割合は、23区最低の23位です。  子どもに視点を移すと、30~44歳の子育て世代の割合は、22位です。 6歳未満の幼児人口比率、15歳未満の子ども人口比率はともに17位です。  極端な数値ばかり見てきたので、17位という順位すら、良い結果のように錯覚してしまいます。 そんな北区でも唯一良い順位を表すものがあります。幼児人口増加率です。  北区は、保育サービス充足率が荒川区、墨田区に次いで、3位です。 この数値は、子育て支援の環境が充実していることを意味します。  それにも関わらず、小学生人口増加率は20位、中学生人口増加率は22位に落ちていきます。 これらの数値から、北区に住んでいる子育て世帯は、子どもが小学生、中学生になると、区外に転出していることが読み取れます。  データを見れば見るほど北区が抱える悩みは、深刻なように感じます。