新選組から組織を考える
板橋駅を降りると駅から100m程先に近藤勇の墓があります。
墓周辺には、よく行くため、新選組について考えることがあります。
新選組という組織には、村社会の農耕民族的な姿と決断力の速さを感じるベンチャー企業のような姿という2つの特徴があります。
村社会の部分とは、固い掟により、隊の思想を隊士に強制したことです。
驚くことに、新選組は斬った敵の数よりも多くの隊士が粛清により、命を落としています。
自分とは異なる思想や行動をとる人を非難する村社会そのもです。
決断力の速さにより、土方が決めたら即実行に移すことができました。この決断力の速さにより、池田屋事件も成功させることができました。
当時の武士は何を決めるにもお伺いを立てなければなりませんでした。
まるで、現代の大企業や役所のようです。
これに対し、新選組は農民出身者により結成され、武士ではありません。この部分が影響し、決断力の速さが生じた部分も大きいでしょう。
しかし、この武士ではない部分がより武士らしくしなければならないという気持ちを生み、誤った選択を繰り返してしまいます。
隊の粛清もそう、近藤の出頭もそう、異なる考えを取り入れることができない固い思考もそうでした。
武士ではない新選組は武士らしくなるため新選組となった反面、武士らしくなることに固執したため敗者となりました。
新選組から組織のあり方を学ぶことができます。