ロンドン、エミレーツスタジアムには「NEWCHAPTER」という横断幕が掲げられています。
「NEWCHAPTER」とは「新しい章へ」という意味です。
アーセナルは20年以上続いたベンゲルに別れを告げ、今年からエミリに監督が変わりました。
エミリ体制となり、上手さと速さがあるチームとなり、縦と横を上手く使うフットボールを展開できるようになりました。
エミリにはパリでの失敗という経験があり、その失敗を今回のアーセナルでは上手く活かしているように見えます。
勝負弱かったアーセナルの印象も、ノースロンドンダービーでの勝利や、ユナイテッドやリヴァプールとのドローという結果により、改善されつつあります。
昨年までのアーセナルであれば、すでに年内で優勝は諦めざるを得ないチームの雰囲気でした。
しかし、今年はかろうじてシティやリヴァプール、スパーズ、チェルシーに食らいついています。
それぞれのチームに監督の色が濃く出ることにより、プレミアリーグのレベルは今年過去最高になっているように映ります。
アーセナルの今シーズン、さらには来シーズン以降の「新しい章へ」期待しています。