同じ40年を、同じ重さで測れるのか2ー大切なものを抱えたまま、まだ見ぬ景色へー




 ーー守ることと、進むこと。

 どちらかを選ぶのではなく、その両方を抱えて、歩けたらと思う。



 転んでも、いい。遠回りしても、いい。

 ただ、いつか振り返った時「あの時、もう少しだけ、自分を信じればよかった。」と。そう思わないために。



 昨日より、ほんの少しだけ、遠くへ。

 その一歩が、自分の人生を変えていくーー。







  ー守るものがある。それでも、まだ見ぬ景色へ進みたい。その両方を抱えて歩くことが、人生なのかもしれないー



 安定した収入があり、生活が守られ、将来もある程度、見通す事が出来る。

 それは、とても大きな価値です。


 わざわざ不確かな道を選ばなくても、人生を穏やかに生きる事は出来る。

 それならば、なぜ人は挑戦するのでしょうか?ーー



    ☆会社を、作る

    ★新しい事業を、始める

    ☆自分のお金を、投資する

    ★何年も掛けて、資格を取る



 ーーどれも、成功する保証なんて、ありません。寧ろ、どれも失敗する可能性の方が、高いでしょう。

 それでも、挑戦を続けてきた人は、時に「安定している」事だけでは、満たされなくなりますーー。



    ☆もっと、大きな世界を見てみたい

    ★自分の可能性を、試してみたい

    ☆誰も見た事のない景色を、作りたい



 ーーそんな気持ちが、心の奥に、静かに残り続ける。

 1度抱いてしまった、その思いは、挑戦を続ける人の心から、簡単には消えてくれないもの。




 だから挑戦とは「成功する自信がある人」が、するものではないのかもしれません。

 「失敗するかもしれない。それでも、やらずにはいられない。」

 そう思った人が踏み出した一歩を、挑戦と呼ぶのかもしれません。






 そして、挑戦には、もう1つのリターンがあります。

 それはーー



    ☆成功した時に、手に入るお金ではない

    ★社会的な、地位でもない

    ☆誰かからの、評価でもない



 ーーそれは「自分で、決めた」という、感覚です。





 誰かに、用意された道ではない。誰かに、勧められた人生でもない。

 自分で考えて、自分で選んで、自分で責任を引き受けた人生。



 たとえ、思い描いた場所に辿り着けなかったとしても、そこまで歩いた経験は、誰にも奪う事の出来ないものに、なります。



 「あの時、挑戦しなかった。」と、思う日はあるだろう。

 けれど「あの時、怖くて、何も出来なかった。」という後悔は、時間が経っても、消えない。









 ーーだから私は、全てを捨てたいわけじゃない。

 守るものを抱えたまま、それでも、少しだけ遠くへ行きたい。



 転ぶかも、しれない。戻れないかも、しれない。

 それでも、自分で選んだ道なら、その先で見た景色は、誰にも奪えない。




 人生は、何を手に入れたかだけではない。

 何を守り、何を背負い、それでも、どこへ向かおうとしたのか。



 その歩みこそが、自分の人生を、自分だけのものにしていくーー。







  ー守るものがある。それでも、挑戦するー

 

 勿論、無謀な挑戦をすればいい、というわけではありませんーー。


 
  ☆守るべきものがあるなら、守らなければならない

  ★家族がいるなら、家族の生活まで賭けてはいけない



 ーーリスクを取る事と、無計画に賭ける事は、違います。

 だからこそ、挑戦する人間には「覚悟」と同時に「戦略」が、必要なのだと思うーー。



   ☆どこまでなら失っても、立ち上がれるのか

   ★失敗した時、どうやって戻ってくるのか

   ☆何を守り、何を捨てるのか



 ーーリスクを取るという事は、ただ大きなものを賭けるという事ではありません。

 リスクを取るという事は「失っても、もう1度立ち上がれる場所を、自分で作っておく」事なのかもしれない。




 そう考えると、挑戦する事と、安定を求める事は、必ずしも正反対ではありませんーー。



  ☆安定を土台にして、挑戦することもできる

  ★挑戦しながら、戻れる場所を作ることもできる



 ーー大切なのは「どちらが、正しいか」では、ありません。



 自分は、どんなリスクなら引き受けられるのか?

 そして、そのリスクを引き受けてまで、何を手に入れたいのか?






 人生には、正解がありません。

 だからこそ、自分で天秤を、持つ必要があるーー



   ☆安定を、取るのか

   ★自由を、取るのか


   ★お金を、取るのか
 
   ☆時間を、取るのか


   ☆今、ある幸せを大切にするのか

   ★失う可能性を背負っても、見えない景色を見にいくのか



 ーー私は、挑戦する人生が、正しいとは思わない。安定した人生を、否定するつもりもない。

 ただ、自分の人生なのだから、1度くらい、自分がどこまで行けるのか試してみるのもいいと、思っているーー。



    ☆失敗しても、いい

    ★遠回りしても、いい

    ☆何度、転んでもいい



 ーーその度に、自分の足で立ち上がればいい。





 そして、いつか人生を振り返った時「もっと、安全な道を選べばよかった。」ではなく「怖かったけど、自分の人生を、自分で選んだ。」と。

 そう思えたなら、それだけで、その挑戦には十分なリターンがあったのかもしれない。