百雷のように、怒れー本当の強さとは、怒りを制御し、愛のために使うことー





 ーー海は、いつも穏やかではない。


 風が吹けば、荒れる。

 雷が落ちれば、白波を天へと突きあげる。



 それでも、誰も海を悪だとは思わない。

 怒りも、同じだ。


 荒れることが、悪いのではない。

 何のために荒れるのかが、問われるーー。






  ーその怒りは、人を傷つけるためではない。大切な人を、守るためにあるのだからー



 「怒りは、敵と思え。」

 徳川家康の言葉です。


 確かに、怒りに任せた人は、人間関係を壊し、冷静な判断を失います。

 だから家康は、天下を治める為に、怒りを抑える事を選びました。





 しかし、その反対側にも、1つの真実があります。


 「怒る時には、百雷の落ちるように怒れ。」

 これも、徳川家康の言葉です。


 怒るべき時に怒れない人は、優しい人ではありません。

 怒るべき時に怒れない人は、大切な人や、大切な思いを、守れない人ですーー。



   ☆普段は、穏やかでいい

   ★普段は、感情を振り回す必要はない



 ーーしかし、大切な人が傷つけられた時、譲ってはいけない一線を越えられた時には、中途半端に怒るのではなく、全身全霊で怒ればいいと、私は思っています。








 ーー本当に強い人は、怒らない人ではない。

 怒りを抱えながらも、憎しみに変えない人だ。


 その人の怒りは、刃にはならない。

 道標となるーー。






  ー怒りとは、愛が最期に選ぶ勇気であるー



 本当の強さとは、いつも怒る事ではありません。

 いつも耐える事でも、ありません。




 多くの人が知る家康の教えは「怒りは、敵と思え。」です。

 しかし、家康は「怒る時には、百雷のように怒れ。」とも言っています。



 私は、こう続けたい。

 怒りは、制御出来なければ、敵になる。

 だが怒りは、制御出来れば、大切な人を守る武器にもなる、と。







 ーー世界を、壊すためではない。

 世界が、壊れてしまわないように。


 怒りとは、敵ではない。

 それは、愛が最後にまとう、光の形なのだからーー。